チワワは世界で最小の犬種で、唯一の超小型犬として知られています。
愛玩犬としても有名で、大きな目と小さな体がとても可愛く、素直な性格で多くの人に長く愛されています。
また、チワワはとても飼いやすい動物(犬)でもあります。
その理由は、以下の通りです。
- 散歩の距離が少なくても大丈夫
- 飼うための費用が比較的少ない
- 小さいのでお世話が楽にできる
- 多頭飼いしやすくとっても可愛い
世界で一番小さい犬であるチワワは、他の犬種に比べてドッグフードの量や、ワクチン・薬の量も少なくていいので、とても経済的です。
チワワとは愛玩用の超小型犬
チワワ先祖は、メキシコの土着犬説が有力です。
穴ぐらで暮らす体の小さな犬を珍しがった欧米人が自国に持ち帰り改良したのが現在のチワワだといわれています。
ちなみに、「チワワ」という名前は「テチチ」という地名に由来しています。
チワワの性格
性格は小さくても勇敢で、とても賢いです。
警戒心が強い傾向にあるため、初対面の人には懐きにくいですが、飼い主に対しては愛情深く、忠誠を尽くします。
また、好奇心旺盛で適応能力があるため、仲良くなりやすいです。
参考→チワワの性格や特徴と凶暴なチワワの見分け方!チワワの魅力をたっぷり紹介します
チワワの成長と寿命
チワワの成長には、多少の個体差があります。
成長期を終えて成犬の仲間入りを果たす時期は、成長が早い犬で生後7カ月頃、遅い犬で生後12カ月頃が目安となります。
成長期が終了した時の体重が、一生涯を通じての適正体重といわれています。
個体差はありますが、生後7ヶ月頃のチワワの平均体重はおよそ1~3kgです。
犬は超小型犬と小型犬のほうが、中型犬や大型犬よりも寿命が長いことがわかっています。
チワワは超小型犬なので、長生きで平均寿命は13~15歳ほどだと考えられます。
チワワの平均寿命が14歳だとすると、人間に換算すると72歳ほどで平均的な寿命を迎えるといえます。
参考→チワワの大きさはどのくらい?チワワの成長の仕方と月齢で見る平均体重
チワワのよくなる病気
チワワの種類と毛色
チワワは、スムースコートとロングコートの2種類があります。
カラーバリエーションは豊富で、単色・パーティカラー(2色)、トライカラー(3色)があり、毛色の出方にも個体差があります。
参考→チワワの種類とは?初めてでもすぐにわかる!さまざまなチワワのタイプ
参考→チワワの毛色は何種類?人気カラーバリエーション【まとめ】
わしらのことを分かってくれたかな?
チワワを飼うための準備
新しくチワワの飼い主になる人は、飼い始めてから30日以内に(生後90日以内の子犬の場合には、生後90日を経過してから30日以内に)登録を行うことが法律で定められています。
登録が完了すると、登録番号が記載された「鑑札(かんさつ)」と呼ばれる札が渡されます。
登録は、お住まいの市区町村で可能です(地区によっては保健所でも)。
飼育用品を準備する
チワワをお迎えするために、必要な飼育用品はたくさんあります。
お迎え時に必須になる飼育用品はこちらです。
- ケージ
- ベッド
- ドッグフード
- 食器
- トイレ&トイレシート
- おもちゃ
- 首輪&リード
首輪やリードは、最初のワクチンが終わってお散歩に行けるようになってからでも大丈夫です。
参考→チワワに必要なものは?チワワを飼う前に準備しておくべき飼育グッズ7点
お迎えするチワワを決める
チワワの選ぶ時のポイントは以下の3点です。
- 性別
- 種類
- 毛色
種類や毛色によって、人気のカラーは値段が高くなる場合があります。
初期費用と月々の飼育費用
チワワの相場は、1頭あたり平均は約28万円です。
人気の犬種であるチワワはブリーダーやペットショップで扱われる頭数が多く値段も幅広くなり、価格の高騰で100万円を超えるケースもあります。
ブリーダーサイトのみんなのブリーダーによると、最低価格は8万円、最高価格は100万円です。
飼育費用としては、「食事代」「トイレ用品」「医療費(ワクチン代)」「ケア用品」が含まれます。
医療費は年間3万円ほどなので、年間飼育費用は合計約15万円になります。
飼うメリット・デメリット
チワワは成犬になっても体が小さく体重が軽いので、比較的扱いやすいです。
ブラッシングやお手入れも簡単で、お風呂も自宅で入れられます。
また、運動量が少ないので散歩の距離も短くて済みます。、
食事代やワクチン・薬にかかる費用も少ないので他の犬と比べて経済的です。
- 可愛くて癒される
- 狭い場所でも飼育できる
- 散歩にかかる時間が短い
- 他の犬と比べて費用が安い
- 小さいけど丈夫で長生き!
- 臆病でよく吠える
- 抜け毛が多い
- 寒暖差に弱い
- 服従訓練が必須
- 頭の骨や関節の弱い子がいる
チワワは穴ぐらで暮らしていた昔からの習性で、体を寄せ合って眠ります。
赤ちゃんや小さな子供が眠っていると、くっついて眠るのでとても可愛いです。
古代メキシコでは、湯たんぽの代わりとして重宝されていたという歴史もあります。
参考→チワワと人間の赤ちゃんがかわいすぎ!子育てにも影響を与える犬の存在
参考→チワワの運動量はどれくらい?散歩に行かなくてもいいって本当?
チワワの飼い方
チワワの日々の暮らしや、お世話の仕方、定期的なお世話など、チワワの飼育方法をまとめています。
ドッグフードや飲み水の準備
チワワを飼うのに、まず必要となるのがドッグフードです。
ドッグフードはたくさんの種類があり、どれを選んだらいいのか迷ってしまう飼い主さんも少なくないでしょう。
子犬をお迎えしてすぐは、ペットショップやブリーダーさんが与えていたドッグフードをそのまま与えるのがおすすめです。
飼育場所の環境が変わって同時にフードまでもを変えてしまうと、チワワが不安になってしまいます。
ドッグフードを変えたい場合は、飼育環境に慣れてから徐々に変更していきましょう。
参考→チワワの無添加ドッグフードおすすめ総合ランキング2023!人気のドライフード15選を厳選
参考→ドッグフードの切り替え期間の目安は2週間!注意すべき3つのポイント
トイレのしつけ
チワワを飼い始めて一番最初に身につけたいのがトイレのしつけです。
チワワは賢いので、トイレも覚えやすいです。
失敗してしまう場合は、トイレの場所をまだ覚えていないだけかもしれません。
失敗しても叱らずに、根気よく教えていくことが大切です。
参考→チワワのしつけと飼い方!子犬のうちに教えておきたい愛犬との暮らしを楽しむ基本BEST3
お手入れ(爪切り・肛門ケア・お風呂)
チワワのお手入れには、爪切りや肛門ケア、歯磨きなどがあります。
また、耳掃除や涙やけのケア、ブラッシング、シャンプーなども行います。
だいたいの頻度は、以下の通りです。
- 爪切り 月に2〜3回
- 肛門ケア 月に1〜2回
- 歯磨き 最低2〜3日に1回
- 耳掃除 月に1〜2回
- 涙やけのケア できれば毎日
- ブラッシング できれば毎日
参考→チワワのシャンプーの仕方!頻度やおすすめのやり方を教えます
予防接種
生後1カ月半~3カ月頃の子犬は、初乳からの免疫が徐々に減っていくため、いろんな感染症にかかるリスクが出てきます。
これを予防するために子犬へのワクチン接種が必要となります。
生後2カ月頃に混合ワクチン(1回目)、生後3カ月頃に混合ワクチン(2回目)と狂犬病ワクチンの接種、登録を行います。
生後4カ月頃に、混合ワクチン(3回目)を行います。
この時期にワクチンを追加接種することで、十分な免疫力をつけることができます。
子犬の免疫がお散歩に行っても問題ないレベルになるためには、最後のワクチンを接種してから2〜3週間ほど必要になります。
そのため、安心してお散歩デビューができるのは最後のワクチン接種から2週間後以降になります。
また、年に1回狂犬病の予防注射が必要となります。
フィラリア症の予防薬
蚊を媒体として感染するフィラリア症を防ぐ投薬を5月~12月まで毎月行います。
地域によっては1カ月前後ズレることもあるので、獣医師に確認しましょう。
フィラリア症予防の薬は錠剤・粉薬・身体に垂らすタイプがあり、月に1回投薬します。
困った時はLINEで相談しよう
とっても可愛いチワワですが、周りに飼っている人がいなくて相談できる相手がいないこともあるでしょう。
SNSで知らない人に声をかけるのも勇気がいりますよね。
「チワワえん」では、LINE公式アカウントでチワワに関する相談も受け付けています。
LINEでのコメントは、チワワえんの理事長(サイトの管理人)である私「ゆんゆ」がすべて目を通して返信いたしますので、何か困り事がありましたらお気軽にご連絡ください。
楽しいチワワとの生活を
チワワはとっても可愛いです!
体が小さいので、いつまで経っても赤ちゃんみたいに可愛がれます。
しかし、チワワは生き物ですので、お迎えしたら最期まで可愛がってあげてくださいね。
それでは、一緒に楽しいチワワとの生活を始めましょう!