いつかは必ず訪れるとわかっていても、いざお別れの時がくるのは寂しいし辛いよね・・・
愛犬チワワの寿命を長くするために、飼い主さんができることはたくさんあります。
適切な運動と栄養バランスのとれた食事管理は、チワワが健康で長生きするために欠かせません。
この記事では、チワワの寿命を延ばすための食事管理術と運動方法について、詳しく紹介しています。
愛犬の健康について心配している飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
チワワの平均寿命
チワワは大きくて愛らしい目が特徴的な超小型犬であり、体格からは寿命が短いと思われがちですが、実はとても長生きしやすい犬種です。
家庭で飼われているチワワの平均寿命は14歳くらいと言われています。
以下は、犬種別の平均寿命を表で表したものです。
犬種 | 種類 | 平均寿命 |
---|---|---|
ゴールデン・レトリーバー | 大型犬 | 10歳から12歳 |
フレンチブルドッグ | 中型犬 | 10歳から12歳 |
柴犬 | 小型犬 | 12歳から15歳 |
トイプードル | 小型犬 | 12歳から15歳 |
パピヨン | 小型犬 | 13歳から15歳 |
ミニチュアダックスフンド | 小型犬 | 12歳から16歳 |
チワワ | 超小型犬 | 12歳から20歳 |
小型犬は「大型犬や中型犬よりも寿命が長い」と言われますが、中型犬と大型犬に比べると3〜4年ほど長生きしている傾向にあります。
その中でも、チワワは12歳から20歳と、さらに長い傾向にあります。
長生きには食事管理が欠かせない
チワワの寿命を延ばすためには、適切な食事管理が欠かせません。
チワワに必要な栄養素や適切な食事量について解説し、愛犬に長生きしてもらうための方法を紹介いたします。
チワワに必要な栄養素と食事量
チワワの健康を維持し、寿命を延ばすためには、適切な栄養素と食事量を提供することが非常に重要です。
- たんぱく質 — 筋肉の構築に必要であり、肉、魚、卵、大豆製品などから摂取することができる
- 脂質 — エネルギー源として重要であり、鶏肉、牛肉、サーモン、アマニ油などの食品から摂取することができる
- 炭水化物 — 主にエネルギー源として機能し、米、野菜、フルーツなどから摂取することができる
- ビタミン・ミネラル — 免疫機能や健康維持に必要な栄養素であり、肉、野菜、果物、穀物などから摂取することができる
チワワは超小型犬であるため、小さな口や小さな胃を持ち、消化器官も小さいため、おやつの与え過ぎや過度の食事は肥満に繋がり、健康上の問題を引き起こす可能性があります。
年齢、活動レベル、体重、健康状態などに応じて、食事量を調整する必要があります。
以下は、年齢別によるドッグフード1日の給餌目安量です。
月齢 | 1日の給餌目安量 | 食事の回数 |
---|---|---|
生後2~3ヶ月 | 約70g | 4~5回 |
生後4~5ヶ月 | 約80g | 3~5回 |
生後6~7ヶ月 | 約100g | 3~4回 |
生後8~9ヶ月 | 約90g | 2~3回 |
生後10~12ヶ月 | 約80g | 2回 |
1~10歳 | 約70~120g | 2回 |
10歳~ | 約50~100g | 2〜3回 |
適切な量を守って与え、食事の前後には、新鮮な水を飲むことができるようにしてあげましょう。
適切な食事管理で寿命を延ばす方法
適切な食事管理で寿命を延ばすためには、歯の健康を管理することも大切です。
チワワの歯は小さく、歯周病になりやすいため、歯磨きや歯のケアも欠かせません。
多くの飼い主さんは歯周病と聞くと「口臭がある」と思われがちです。
しかし、実際は歯周病が進行すると、歯が抜け落ちるだけでなく、歯周病菌(細菌)が歯茎の血管に入り込んでしまいます。
全身を巡って心臓、肝臓、腎臓などにダメージを与えるため、重大な問題となります。
また、高齢になると歯周病に加えて、消化器系のトラブルも起こりやすくなりますので、消化器に優しい食事を心がけることも大切です。
適切な食事管理で元気に20歳を目指すなら、国産の厳選素材にこだわった原材料で、腸内環境を整えてくれる小型犬専用フード【ミシュワン】がおすすめです。
栄養バランスはもちろん、小型犬の口に入りやすく、砕きやすい大きさと形で、歯が弱くなってきた高齢犬も食べやすいフードとなっています。
運動不足はチワワの寿命を縮める原因
運動不足はチワワの寿命を縮める原因となるため、適切な運動方法についても詳しく紹介しています。
チワワとの幸せな生活を長く送るために、健康診断や毎日の観察、内側からの健康サポートについてもまとめています。
チワワの体力に適した運動方法
チワワは室内で遊ばせるだけで十分な運動量を確保できますが、犬も人間同様、適度な太陽光を浴びないと健康的な体にはなれません。
実際、外で散歩をする機会が多い犬ほど、長寿になりやすいという研究結果があります。
長生きの秘訣は運動だけでなく、適度に外に出て太陽の光を浴びることにあるようです。
例えば、散歩や軽いジョギング、ボール遊びなどがおすすめです。
ただし、激しい運動や長時間の散歩は負担が大きくなるため、適度な運動を心がけるようにしましょう。
運動不足によって発生する肥満は、健康問題の原因となります。
チワワは特に肥満になりやすい傾向があるため、運動と食事管理を両立させることが重要です。
適度な運動で健康的に長生きできる
チワワは超小型犬であるため、高い運動能力を持っていませんが、適度な運動は健康に必要不可欠です。
例えば、日常的に散歩をすることで、筋力や心肺機能を維持することができます。
しかし、高齢になると、運動量を減らす必要がある場合もありますので、飼い主さんは注意が必要です。
心配な場合は、別記事のチワワの運動量や散歩へ行くときの注意点も参考にしてみてくださいね。
チワワのストレスケアも長生きの秘訣
チワワがストレスを抱えやすい性格であることや、ストレスフリーな環境を整えることの重要性を解説しています。
チワワの飼い主さんは、愛犬の健康を守り、長く一緒に暮らすための手助けになることでしょう。
ストレスを抱えやすいチワワの性格
チワワは小型犬種のため、狭い場所でも暮らせることから室内飼育が多く、運動不足やストレスが原因で健康に悪影響を及ぼすことがあります。
さらに、チワワは性格的にストレスを抱えやすい傾向があります。
例えば、外出が少なかったり、飼い主と離れて過ごすことが多い場合、不安やストレスを感じやすくなってしまいます。
このような状態が長期間続くと、免疫力の低下や病気のリスクを高めることにつながるため、ストレス管理が重要です。
また、ストレスを抱えやすいチワワには、落ち着ける環境を整えることも重要です。
狭い場所に閉じ込めたり、大勢の人がいる場所に連れて行ったりすることは避け、落ち着いた雰囲気のある場所で過ごすようにしましょう。
ストレスフリーな環境を整える
ストレスはチワワにとって健康上の大きな問題です。
ストレスを抱えることで、チワワの免疫力が低下し、病気にかかりやすくなることがあります。
ストレスフリーな環境を整えるために、飼い主さんは以下の点に気を配る必要があります。
- 適切な運動を取り入れること
- 飼い主とのコミュニケーションを増やす
- 栄養バランスのとれた食事を与える
まず、適切な運動を取り入れることが大切です。運動不足はストレスの原因となります。
チワワの体力に合わせた適切な運動を定期的に行うことで、ストレスを解消し、健康的な体を維持することができます。
飼い主さんとのコミュニケーションも重要です。
飼い主とのコミュニケーションを増やし、愛情をたっぷり注いであげることでストレスを軽減することができます。
また、食事管理も重要なポイントです。栄養バランスのとれた食事を与え、適量を守ることで、健康な体を維持することができます。
食事の変化や偏りがストレスを引き起こすこともあるため、安定した食習慣を維持することが大切です。
最後に、犬のストレスの原因となる環境要因を見直すことが重要です。
チワワが落ち着ける環境を作り、ストレスフリーな生活を送るよう心がけましょう。
特に、チワワは寒がりじゃからのう・・・
定期的な健康チェックで長生きをサポート
チワワの健康を維持し、長生きをするためには、適切な食事管理、運動、ストレスケアはもちろんですが、定期的な健康チェックも欠かせません。
ワクチンやフィラリア予防も兼ねて、年2回は動物病院へ行くことをおすすめします。
老化の兆候にも注意し、健康チェックを定期的に受けることで、病気の早期発見とケアができます。
これらを実践することで、チワワとの幸せな生活を長く続けることができます。
チワワの年齢と老化の兆候
チワワの老化の兆候とは、歩く速度や跳躍力の低下、食欲不振、関節痛、視力や聴力の低下などがあります。
これらの症状は個体差があるため目安となりますが、通常、犬の老化は7歳頃から始まります。
そのため、一般的に7歳以上を「シニア犬」として分類しています。
しかし、小型犬と大型犬など、体格によって異なることを認識する必要があります。
7歳になったからといって、必ずしもシニア期に突入したというわけではありません。
大型犬は一般的に7歳ごろからシニア期に突入するとされていますが、超小型犬のチワワは10歳くらいからと考えていいでしょう。
以下に、チワワの実年齢を人間に換算した年齢をまとめておきますので、参考にしてみてください。
チワワの実年齢 | 人間に換算した年齢 | チワワの実年齢 | 人間に換算した年齢 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 5歳 | 10歳 | 56歳 |
6ヶ月 | 9歳 | 11歳 | 60歳 |
9ヶ月 | 13歳 | 12歳 | 64歳 |
1歳 | 17歳 | 13歳 | 68歳 |
2歳 | 24歳 | 14歳 | 72歳 |
3歳 | 28歳 | 15歳 | 76歳 |
4歳 | 32歳 | 16歳 | 80歳 |
5歳 | 36歳 | 17歳 | 84歳 |
6歳 | 40歳 | 18歳 | 88歳 |
7歳 | 44歳 | 19歳 | 92歳 |
8歳 | 48歳 | 20歳 | 96歳 |
9歳 | 52歳 | – | – |
老化に伴う変化は必ずどこかしらで現れます。
これらの変化を発見することは、飼い主さんの大切な役割です。
まずは、よく見られる「老化の兆候」について知っておくことが大切です。
老化のサインには以下のようなものがあります。
- トイレ以外でも粗相をするようになった
- 涙やけや毛並みの悩みが多くなってきた
- おもちゃに興味を示さなくなった
- 足腰が弱く動作がゆっくりになってきた
- 眠っている時間が増えてきた
- 食欲が落ちてお腹を壊すことが多くなった
- 吠える声がやたらと大きくなってきた
これらの兆候が現れた場合、まずは獣医師に相談することが必要です。
適切なケアを行うことで、チワワの健康を維持し、長生きをサポートすることができます。
老化によって起こる病気とケアポイント
チワワがかかりやすい病気は、次のようなものがあります。
- 水頭症
- てんかん
- 歯周病
- 膝蓋骨脱臼
- 気管虚脱
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 鼠径ヘルニア
- マラセチア皮膚炎
- 肛門嚢疾患
これらはほんの一部ですが、チワワによく見られる代表的な病気だと言われています。
老化によって引き起こされる病気は、チワワの健康にとって深刻なリスクです。
例えば、老化によって肝臓の機能が低下することがあり、肝臓疾患のリスクが高まります。
また、心臓病、腎臓病、関節症などの病気も老化によって引き起こされることがあります。
老化による病気を予防するには、まずは定期的な健康チェックを受けて、老化による病気の早期発見をすることが大切です。
まとめ
チワワの寿命を延ばすための食事管理術と運動方法をまとめてきました。
チワワとの幸せな生活を長く送るために、以下のチェックポイントに気をつけてあげましょう。
- 定期的な健康診断を受けよう!
- チワワの毎日の変化を見逃さない
- 老犬に必要な運動を取り入れる
- 歯の健康や歯周病のチェックをする
- 毎日の食事で内側から健康をサポート
特に、毎日の食事の管理はチワワの寿命を延ばすために、とても大切なことと言えます。
元気に20歳を目指したいとお考えなら、小型犬のために作られた小型犬専用フード【ミシュワン】がおすすめです。
関節の健康をサポートするなど、高齢犬に必要な栄養素がたくさん含まれており、ご飯を食べながらサプリメント成分も同時に摂取することができます。
小型犬専用フードのため、粒の大きさも他のフードに比べて小さく、噛む力が弱くなった高齢犬も食べやすいです。
さらに、お腹の調子も整えてくれるので、高齢犬に多い消化不良による下痢や嘔吐を防ぐこともできます。
\ いつまでも元気に /
走っていてほしいから
20歳を目指す小型犬専用フード
老犬には嬉しいドッグフードじゃ!
老犬になってから、いきなりドッグフードを変更してしまうと、「食べてくれなくなってしまう」というリスクも出てきます。
また、慣れないドッグフードに愛犬が体調を崩してしまいかねません。
心配な場合は、ドッグフードの切り替え方法を記載した記事も一緒に読んでみてくださいね。