人間と犬が同じ空間で過ごす上で、安全はきちんと確保しなければなりません。
しかし、いくら予防していても生き物ですから、どんなことを起こすかを予測するのは難しいですよね。
例えば、食べ物やそれ以外のものの誤飲・誤食といったことはどんな犬にも起こりうることです。
そこで、こちらでは犬の誤飲・誤食時に取るべき適切な対処法についてご紹介します。
犬と一緒に暮らしている方、これから飼おうか考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
犬がよく口に入れてしまうもの4選
犬は基本的に何でも口に入れてしまいます。
小さいものや壊れやすいものは特に誤食しがちです。
- ボタン
- 薬
- 観葉植物
- プラスチックのかけら
例えば、小さなボタンや薬・観葉植物などもそうです。
尖ったプラスチックのかけらを飲み込んだりすると内臓や喉が切れてしまったりと大変です。
出来るだけ物は床や机の上に出しっ放しにせず、机の中にしまうなど安全にしておきましょう。
もし愛犬誤飲・誤食してしまったら
飼い主として誤飲・誤食を防ぐのが一番ですが、もしもそういう事態に陥ってしまったらどうすれば良いのでしょう。
小さな物であれば腸を通って便として出てしまうこともあります。
しかし、大きな物になると胃や腸に引っかかって苦しい思いをすることになります。
症状としては嘔吐やぐったりと倒れていることがほとんどです。
洗剤などの液体状のものを飲み込んだ時は、出来るだけ吐かせてすぐに病院に連れていきましょう。
吐かせるための犬用の薬がありますが、体への負担が大きすぎるので飼い主だけの判断で使うのはおすすめできません。
薬の服用は、必ず獣医師の指示にしたがって使用しましょう。
とにかく、様子がおかしいなと思ったら病院へ連れて行くことが重要です。
少しでも遅れてしまうと手遅れになってしまうことも考えられます。
そのため、毎日愛犬の様子をよく見ておきましょう。
犬が誤飲・誤食をしてしまう原因は?
それにしてもなぜ犬は誤飲や誤食をしてしまうのでしょうか。
様々な理由がありますが、大きな原因として「空腹」というものがあります。
犬は成長に合わせて食べる量も徐々に増えていきます。
体の大きさに合わせて適切な量とエネルギーを与えるようにしましょう。
誤飲、誤食に対して適切な対処をするのはもちろんですが、まずはそういったことが起きないように予防することが重要です。
犬が食べ物以外のものを飲み込んだりしてしまうと、ひどい場合では手術が必要になります。
犬の体には手術は大変な負担になります。
大切な愛犬に長生きしてもらうためにも飼い主がしっかりとした意識を持つようにしましょう。
【まとめ】愛犬の誤飲・誤食を避けるためにも普段の生活を気をつけていこう
犬を飼うなら覚えておくべき!愛犬が誤飲・誤食をしてしまった時の適切な対応方法についてまとめてきました。
ワンちゃんを飼っていると毛が抜けたりするので、掃除はマメにしている家庭が多いかもしれません。
その時は、小さなものが落ちていないかも一緒にチェックしてくださいね。