買ってはいけないドッグフードの簡単な見分け方を教えます!市販フードの安全性と危険性
ゆんゆ
市販のドッグフードって安全性が低いものがあるって知ってた?

愛犬の健康を守ることは、飼い主の責任です。

そのためには毎日の食事、つまりドッグフードについてよく知っておかなければいけません。

市販のドッグフードに使用されている「主原料」「原材料」「添加物」についての知識をつけて、愛犬に合ったものをきちんと選べるようにしましょう。

まず、ドラッグストアやホームセンター、ペットショップ量販店では、数多くのドッグフードが販売されています。

低価格〜高価格なものまで多くのドグフードがありますが、その中でも安いものは低品質の原材料を集めて作られているのです。

成分値は、AAFCO基準値を満たしています。

AAFCO基準値とは?

AAFCO(読み方:アーフコ、アフコ)とは、全米飼料検査官協会(The Association of American Feed Control Officials)の略称で、ペットフードの栄養基準や原材料、表示に関する基準を公表している米国の団体です。

AAFCOの栄養基準には、あくまでタンパク質や脂肪などの成分基準のチェックであって、原材料の品質はAAFCOの基準とは関係が無い部分であるため、高品質なドッグフードか判断するためにはAAFCOの基準を満たしているかということだけではなく、内容も吟味する必要があります。

AAFCO(ドッグフードに関わる関連団体

そうなんです!

基準値を満たしているからといって安全かと言われると、必ずしも安全ではありません!

ゆんゆ
「じゃあ、どうやって選べばいいの?」そんな方の疑問を解消するよ!

買ってはいけないドッグフードを見分ける大きな3つのポイント

市販のドッグフードを選ぶ大きな3つのポイント
  1. 主原料が肉であること
  2. 穀物の量が多くないこと
  3. 危険な添加物が使われていないこと

まずは、この3つをチェックしましょう!

  • 愛犬の健康をサポートする食事に肉が豊富なこと
  • 穀物メインのドッグフードになっていないこと
  • 危険性の高い添加物が使われていないこと

これらを基準に安全性の高いドッグフードを選んでいきます。

1. 主原料が肉であること

注意するべき細かな4つのポイント
  1. 「4Dミート」を使用していないこと
  2. 「〇〇副産物」の表記がないこと
  3. 「〇〇ミール&粉」の表記がないこと
  4. 「〇〇エキス」の表記がないこと
肉類詳細
4Dミート人間が食べることができない基準の肉類
〇〇副産物肉以外の部分も含まれている肉類
〇〇ミール&粉血液・毛・皮・糞などを混ぜて精製し、脂肪分を除いた肉類
〇〇エキス精肉加工の過程で出る残りを濃縮した肉のエキス

「人間が食べられない肉を愛犬に食べさせるの!?」と思ってしまいますよね。

しかも、小さな子供がいる家なら余計に考えてほしいです。

子供って、知らないうちにドッグフードを食べてしまったりもするんですよ!

このような、人間が食べることのできない肉の事はミートやミールと表記されます。

さらに、粉々にされたパウダーやエキスなども実はどんな肉が使われていたのか分からなくなるほどに細かく加工しているのです。

したがって、「ミール」や「ミート」「パウダー」「エキス」などの表記があるものは、購入を避ける方がいいでしょう。

2. 穀物の量が多くないこと

注意するべき細かな2つのポイント
  1. 穀物類よりも肉類の量が多いこと
  2. 小麦やトウモロコシ」を使用していないこと

穀物(グレイン)のドッグフードがダメだということはありません。

しかし、犬は穀物を分解するアミラーゼという消化酵素が唾液の中に含まれておりません。

そのため、穀物を多く摂取してしまうと、消化不良を引き起こしてしまうことがあります。

したがって、市販のドッグフードを購入する場合、穀物の量や質が大切になってきます。

また、穀物の小麦やトウモロコシは、特にアレルギーを起こしやすいです!

アルファ化されたデンプン(玄米など)は酵素作用を受けやすく消化できるので大丈夫といえます。

主原料に粗悪な穀物を多く使っているドッグフードは、愛犬の健康をサポートするどころか病気になるリスクを高めてしまうので、注意が必要です。

3. 危険な添加物が使われていないこと

注意するべき細かな2つのポイント
  1. 数字の入った着色料が使われていないこと
  2. 下記の表の添加物が入っていないかを確認すること

注意したい添加物詳細
酸化防止剤エトキシキン、BHA、BHT
保存料ソルビン酸カリウム、プロピレングリコール
着色料亜硝酸ナトリウム、赤色◯号、青色◯号、黄色◯号
甘味料ソルビトール、キシリトール、グリシリジンアンモニエート、コーンシロップ

実は、質が良くない肉と危険な添加物は共にセットになっていると考えていいです。

その理由は、肉の質が悪い事をカバーする目的で添加物が加えられているからです。

ドッグフードはペットフード安全法により定めがありますが、まだまだ緩いもので人間用の食べ物についての基準と比べるとまったく及びません。

愛犬が継続的に危険性のある添加物を摂り続けていると、癌や慢性疾患の原因になるとも言われています。

特に注意したい添加物は、酸化防止剤のBHAや数字の入った着色料、香料、保存料などです。

これらが配合されているということは、つまりは肉の質が良くないのだと考えましょう。

「人気があるから安全」は間違い!添加物の危険性を自分の目で確かめて

市販のドッグフードの安全な選び方と、買ってはいけない簡単な見分け方についてまとめてきました。

ドッグフードは、たくさんの種類があります。

飼い主としては、どれを与えたらいいのか本当に迷ってしまいますよね。

コストを抑えるために「安い」という理由だけで、ドッグフードを選んでしまう方もいます。

ゆんゆ
実際に私もそうでした。やっぱり経済的な理由で、「少しでも安いドッグフード」を選んでしまうこと、多々ありました・・・

でも、共に生きていくパートナーという意味でも犬を迎え入れるのですから、質の悪いフードを食べさせて早死させるような事があってはいけません。

基本的に、大切な事は値段と質のバランスを基準に自分の財布と相談することです。

愛犬の健康を守ることは、飼い主なら当然ですよね。

でも、本当にあまりにもたくさんのドッグフードが売られています。

国産のドッグフードだけでもたくさんあるのに、外国産のドッグフードも豊富です。

そこで、「とりあえず人気があるドッグフードだから」という理由で選んでしまっていませんか?

そのドッグフードのことをしっかり調べてみると、実は危険の肉や成分が含まれていることはあるのです、

「人気だから安全」とは必ずしも言えません。

飼い主さんがしっかりと勉強して、危険なドッグフードは購入を避けるようにしましょう。

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