「愛犬の健康を守りたい」これは、飼い主の共通の願いです。
そのためには、普段から口にするフードにも気をつけないと愛犬の健康を守れません。
ここでは、ドッグフードの正しい保存方法について紹介いたしします。
目次
ドッグフードを保存する際に気をつけたい4つのポイント
ウェットフードの場合は、「フードの臭いがおかしい」「変色している」「カビがついている」など、普段から気をつけていればすぐに分かる目に見える変化です。
しかし、ドライフードの場合はあまり変化がないため、見た目では劣化していることに気づきにくいことが難点です。
ドライフードは日持ちがするため、保存の仕方をあまり意識していない飼い主さんも多いはず!
とはいえ、ドライフードも時間とともに確実に劣化していきます。
- 密閉して保存すること
- 直射日光に当てないこと
- 湿度や温度に気をつけること
- 冷蔵庫に保存いこと
1. 密閉して保存すること
開封して1か月くらいで食べ切るのであれば、そこまで神経質になる必要はありません。
ドッグフードの袋には、保存するために封ができるようになっているものが多いので、しっかりと封をしておけば大丈夫です。
それでも、ドライフードが酸化するのが気になるという方や、2種類以上のドッグフードをブレンドしている方は密閉できる容器に移し替えて保存するといいでしょう。
密閉容器で保存することで酸化を防ぎ、鮮度を保つことができます。
愛犬においしいドッグフードを食べてほしいなら、ドッグフードをできるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
密封できる袋に入れて保管するときも、中の空気を抜いておくことをおすすめします。
2. 直射日光に当てないこと
ドッグフードの保管をする時には、直射日光が当たらない場所に保存しましょう。
窓の近くにフードを置いてしまっては、太陽の光を浴びてドッグフードのダメージの原因になってしまいます。
また直射日光のみならず、実は電気の明かりが当たる場所もあまり良くありません。
また、チワワのような室内犬は大丈夫ですが、屋外で飼育している方は食器を日陰においてあげましょう。
食べ残したドッグフードが直射日光に当たるのを避けるためです。
愛犬がフードを食べない場合も面倒ではありますが、その都度保存容器にしっかりと片付けておくことが大切です。
3. 湿度や温度に気をつけること
ドライフードは、無添加でも長い期間において保存できるように作られています。
その理由は、水分量をギリギリまで少なくすることによって、保存料を加えることなく鮮度を保つことができるからです。
そのため、水分のある湿気はドライフードにはマイナスです。
湿気や熱がこもるような場所に置いておいてしまっては、ドライフードが水分を吸ってしまい劣化の原因になってしまいます。
風通しが良く、直射日光の当たらない場所を見つけて保管しましょう。
4. 冷蔵庫で保存しないこと
あまり聞かないかもしれませんが、ドライフードを冷蔵庫で保存している方がいます。
特に夏場などはついつい冷蔵庫にしまいたくなってしまいますが、それは正しくありません。
冷蔵庫で保存してはいけない理由に、ドライフードを冷蔵庫から取り出した時に極端な温度差で結露を起こしてしまうからです。
今まで寒い所で保管していたドライフードが、急に暖かい場所に出ることによって湿ってしまいます。
また、冷えすぎたドッグフードは愛犬がお腹を壊す原因にもなりかねません。
11歳の愛犬チワワと暮らすわが家のドッグフード保存方法
わが家のドッグフードは、ブレンドした分を密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて保存しています。
ブレンドする前のものは、普通にパッケージの袋のまま保管しています。
賞味期限内には食べきれる量しか購入していないので、そこまで神経質にはなっていません。
ただ、わが家の場合は、ドッグフードをブレンドしながら与えているので、密閉容器は必需品です!
11歳のここじいはドッグフードを残すことも多いです。
残ってしまったドッグフードは、本当はいけないのかもしれませんが、次の日に回してしまっています。
次の日にきちんと食べきってくれればOKです!
ドッグフードの保存方法を覚えて愛犬の健康を守ろう!
ドライフードの正しい保存方法と、鮮度を保つために気をつけたい4つのポイントを紹介してきました。
愛犬は自分で栄養を管理することができないので、飼い主が与えるものがそのまま愛犬の健康につながります。
愛犬の健康を守ることは、飼い主の責任でもあります。
愛犬においしいドッグフードを食べてもらうためにも保存方法にはしっかり気をつけてあげましょう。